ギター 鈴木茂氏。 ブルースを感じさせないスライド・ギターリストとしては、日本における第一人者ではないでしょうか。 (僕の知る範囲ではです。もちろん)
この手のスタイルのスライド・ギターはリトル・フィートのローウェル・ジョージ氏が始まりと言われ、 もちろん鈴木氏も彼のファンでもあります。 また、あの桑田圭祐氏もこの手の味のあるスライド・ギターをたまに弾いていますね。 実はサザン・オールスターズはリトル・フィートのコピーバンドが始まりだったりします。
(僕もリトル・フィートのコピーが長かったため、そのうち紹介したいなあ。まああてにしないで下さい。)
ギター 松原正樹氏。これは以前紹介した奴です。ベースは後藤次利氏。相変わらず変態的です。(失礼^^;)
ギター 水谷公生氏。出だしのベースとギターの音がすごくいいです。しかし、それ以外は・・・これでもかという凝りに凝ったアレンジです。僕はこういう押し付けがましいのは苦手です。さりげなく、そして見つけた時に思わずニヤリとするアレンジが好みです。
ギター 松木恒秀氏。もうスタッフをやらせたら日本ではこの人が最高!という感じです。まさにニューヨークの場末のジャズ・バーの雰囲気。ギターの掛け合い(まあ一人で重ねてるんだけど)に酒が進みます。
ポター 秋山一将氏。レベル高し!です。すごくメロディアスなベースに参ってしまいます。僕にはこういう引き出しはありません。これは気だるい朝のセントラル・パーク、というイメージでしょうか。
ギター 大村憲司氏。ジャズのスタンダード・ナンバーです。アレンジがとても好きで、やりたかったのですが、他の人に取られてしまいました。(しかも完璧にやりやがって!)そばで見ていたジャズ喫茶のマスターの目が潤んでいたのが印象的でした。
ギター 矢島賢氏。ファンキーなナンバーです。部屋に遊びに来たギターの奴に「面白い!」と言って誘われてこのアルバムの中では唯一、人前でやった曲。出来は・・・二度と聞きたくない。
ギター 竹田和夫氏。このアルバムではちょっと趣向が違う、これは紛れもなくロックです。なぜかここに来るとホッとする自分がいる。やはり僕は根がロックだ、と感じる曲。もう一人のギター 春日博文氏の天才的なワウ・ワウ使いが聞けます。(ペダルを踏み込むことによって音色が変わるけど、その踏み込み具合の巧拙にセンスが出ます。)自動的にワウ効果が得られるオート・ワウと言う物がありますが、そんな物を使うの人をワウ使いとは、僕は言いません。そういえばPerfumeのプロデューサーの中田ヤスタカ氏がオート・チューン(Perfumeの声を加工するソフト)をオートで使う奴はダサい、みたいな発言してたみたいだけど、それと似た感覚かもしれません。(オート・チューンは元々狂った音程を補正するソフトなんで、歌が下手なんじゃないか、と誤解される元になってますが)